あろまちゃんぼうのよもやま話

うつ病、ハーブ、精油、その日の出来事について

疲労回復には ハイビスカス🌺

 

 

 

これから、備忘録をかねて、代表的なハーブの勉強をします。下の方に使い方が書いてありますので参考にしてください。

今日は南国の真っ赤な大輪の花、ハイビスカスです。

 

ハイビスカス

 

学名:Hibiscus sabdariffa

科名:アオイ科

使用部位:ガク部

主要成分:

・植物酸(クエン酸、リンゴ酸、ハイビスカス酸)

 

<クエン酸>

→1)運動時の疲労感を軽減(連続運動時間のUP)

通常、食べ物を摂取すると、体内で吸収されてブドウ糖に変わり、さらに酵素、ビタミン、酢によって燃焼されエネルギーとなって消費されるが、このブドウ糖が完全燃焼されないと、焦性ブドウ糖ができ、これが筋肉に蓄積されると、一部が疲労の原因物質といわれる乳酸に変化する。

クエン酸には焦性ブドウ糖を分解し、乳酸の生成を抑制する作用がある。

クエン酸は、肉体的な疲労ばかりでなく、神経疲労にも有効である。

また、筋肉中に乳酸がたまり、筋肉をかたくすることが原因とされる肩こりや首筋のこり、筋肉痛の改善にも役立つ。
→2)糖質との併用により肝臓及び筋グリコーゲン補充速度のUP
特にハードなトレーニングを積んでる人にとっては大変有意義。

というのも、ハードなトレーニングではグリコーゲンが短時間で急速に消費されてしまうので、そのグリコーゲンを糖質+クエン酸の組み合わせで速やかに補ってやるという事は、肉体の回復の上で非常に大きな意味を持つからである。

→3)尿酸値の減少
クエン酸には尿をアルカリ化(ph値を上げる)する作用がある為、尿中に尿酸が多く溶けるようになります。それが尿酸値の低下

へと繋がる。

→4)カルシウム・鉄・亜鉛等のミネラルの吸収率をUP
骨粗鬆症予防の為のカルシウム、貧血改善の為の鉄分、男性機能UPの為の亜鉛等をクエン酸と一緒に摂ると、より効果が期待出来る。

→5)アルカリ性物質の中和(ph値調整)
クエン酸は酸性の性質を持っている為、ph調整剤として色んな食品に添加されている食品添加物でもある。
例えばアルギニンのようなアルカリ性の強いものを摂る際、それを中和する目的でクエン酸を使うと良い。

また、強い酸味がある為、スポーツドリンクを自作する際の味の調節に使うのも良い。
→6)唾液や胃液の分泌を促して食欲を増進させたり、肝臓の機能を高めて肝臓病を予防、改善する効果なども期待できる。

→7)クエン酸は殺菌、除菌効果に優れている。
クエン酸を溶かした水溶液を、まないた、洗濯物、台所廻り、トイレ、お風呂、食器などに振りかけるだけで、殺菌除菌効果を期待できる。
また、お掃除の場合、霧吹きスプレーなどにクエン酸5g程度と水を入れ、吹きかけて利用するとよい。

→8)クエン酸と美容
クエン酸リンスを使うことで、シャンプー後に髪のキューティクル(毛小皮)が閉じて、髪がパサパサになるのを防ぐ。
また、クエン酸は肌から吸収するため、クエン酸をお風呂に入れたり(乾燥肌対策)するのも効果的。
クエン酸には、素肌の代謝を促進して弱酸性の健康的なお肌にする効果がある。
→9)クエン酸はこの抗酸化作用が強い。その抗酸化作用はビタミンCよりも高いという実験結果も出ている。

クエン酸は、このような高い抗酸化作用で、

身体や肌を健康に保ってくれる。

 

<リンゴ酸>

→ りんご、なつめ、梅干、梨などに含まれる

有機酸でクエン酸とともに含まれていることが多い成分で果実の甘酸っぱさはこのリンゴ酸によるもの。

りんご酸は疲労物質である乳酸の分解を促進するため、疲労回復に良く効く。さらに、リンゴ酸には抗アレルギー作用がある。

りんご酸はクエン酸とともにとることによって殺菌作用や体内の炎症を癒す効果があることから胃腸の働きを促進することでも知られている。

りんご酸はビタミンCを壊してしまうため、

疲労回復のために摂取する場合はレモン汁や塩水もしくは酢などでビタミンCを壊す酵素の作用を抑えることが望ましい。

リンゴ酸には神経や筋肉の緊張を緩める作用があるといわれる。

リンゴ酸は、マグネシウムと併用することでより効果的になるといわれる。

リンゴ酸は、繊維筋痛症の症状を抑える効果もあるといわれる。

 

<ハイビスカス酸>

→ブタ膵臓アミラーゼの活性が阻害されることや、ラットの総脂質・コレステロール・トリグリセリドを低減することなどが報告されており、肥満への対処としての効果が期待されている。
ハイビスカス酸はスポ-ツによる疲労回復に関与する。

 

・粘液質

→ハーブに含まれる粘り気のある成分)

→粘膜保護作用

 

アントシアニン色素(ヒビスシンなど)

→赤色の色素はヒビスシンによるもの

アントシアニン色素がどのように目に作用して目によいのかというと、アントシアニン色素が目の網膜にあるロドプシンという光センサーに作用することがわかっている。
ロドプシンは光の刺激を受けると分解されるとともに、瞬時にもとのロドプシンに再合成されるが、この分解と再合成の連続作用が脳に伝わり、私たちは視覚として物が見えると感じる。
ところが、ロドプシンは目を酷使して疲れてくると、再合成が追いつかなくなって、分解と再合成のバランスが取れなくなってくる。
また、ロドプシンは年をとるとともにだんだん減少していってしまう。
ロドプシンが少なくなると、脳への信号が伝わりにくくなってくるので、目がチカチカとかすんで物が見えにくくなってくる。
そんなとき、アントシアニン色素を摂ると、ロドプシンの再合成を活性化させる働きをしてくれる。
この作用により、アントシアニン色素を摂取すると、視覚の機能がよく働き、夜間の視力がよくなり、視野が広がる、という効果が現れてくるのである。

また、アントシアニン色素には、人間の眼に対する働きのほか、強力な抗酸化作用があることが注目されている。ガンや脳卒中など、さまざまな症状にかなりの割合で活性酸素が関与しているといわれる。

この過剰に発生した有害な活性酸素を抑える働きが抗酸化作用。この抗酸化作用をアントシアニン色素が強力に持っていることが実証されている。

 

ペクチン

ペクチンとは、植物の細胞壁や中葉に含まれる、植物の細胞壁の構成成分として、セルロース等他の成分と結合して、植物細胞をつなぎ合わせる「セメント」の働きをしている天然の複合多糖類。
ヒトの消化管内では微生物が分解するが、ヒトの消化酵素では分解されないことから食物繊維として機能し、整腸作用やLDLコレステロール低下作用などを有すると言われている。

そのため、下痢や便秘を予防する効果があり、動脈硬化心筋梗塞、糖尿病にもよい効果を上げる。

また抽出する植物の種類によってはアレルギー緩和作用があるという報告もある。

このほかペクチンには体内に蓄積している水銀などの重金属を捕まえて便と一緒に体外に排泄してくれる働きがある。
なお、ワイン酵母などでペクチンを醗酵させると、メチルアルコールが生成される。

このメチルアルコールは人体にとっては有害である。

 

・ミネラル(カリウム、鉄)

カリウム

→利尿作用を促進する。

→赤血球のヘモグロビンを構成する因子の1つであり、

主に酸素の運搬を行う。
月経のある年代の女性では、鉄欠乏性貧血の

予防や改善のために利用される。
また、過剰の鉄分の摂取はよくないため、

必要以上には摂取しないようにするのがよい。

基本的に人体での鉄分の貯蔵量は男性で

4~5グラム程度で女性の場合は男性の

7割程度であるといわれている。
鉄の多くは赤血球中のヘモグロビン中に

ヘム鉄として存在する。
一般的に鉄分は吸収効率が悪いため、

月経の出血で鉄が失われる女性の場合には、

鉄分が不足しないように常に注意することが

大切。

鉄分が体内に作用するメカニズムとしては、

前提として鉄分は酸素を運搬する働きを持っている。
また、鉄の一部は筋肉中にミオグロビンとして存在しており、筋肉における酸素の運搬や

体内の酸化・還元反応に関与している。

 

作用:代謝促進、消化機能促進、緩下、利尿

 

適応:肉体疲労、眼精疲労、便秘、循環不良

 

レシピ:

<肩こり・筋肉痛>

ハイビスカスのティー

ハイビスカス2gに熱湯200mlをいれ、3分間抽出

ハイビスカスには代謝を促進するクエン酸などの

植物酸が多く含まれるので筋肉の疲労回復に

効果を発揮する。

 

<スポーツ前の集中力と持久力のUP>

ハイビスカスとローズヒップティー

ハイビスカス2g、ローズヒップ2g(種と毛を除く)

を沸騰して火をとめた熱湯に入れて5分間抽出。

運動の前に吸収の良い糖質を摂取して

エネルギーをためておくのはスポーツマンの

常識。

糖質のエネルギー代謝を活発にする

ハイビスカスのティーはその手助けをしてくれる

天然のスポーツ飲料のようなもの。

運動で消費するビタミンCをローズヒップ

補給しておけば完璧。

運動で失われたエネルギー(糖質)の回復は

運動直後にはじめるのが効果的。

スポーツのあとは、ハチミツやキャンデイなど

吸収の早い糖質を補給し、すぐにハイビスカスティーを飲んで代謝を促すとよい。

 

その他:

ハイビスカスは多数の種類があり、その一種であるローゼルというものがハーブティーに利用される。

観賞用に比べ小さい黄色の花を咲かせる。

ビタミンCはさほど入っていないので風味をかねてローズヒップブレンドするのがよい。

妊婦にはローズヒップとハイビスカスをメインにしたブレンドティーがよい。

ローズズヒップはビタミンCがレモンの数十倍なので、風邪の予防や肌荒れに、そして、

ハイビスカスはむくみ予防になる。

妊娠中は風邪すらひけない時なのでよい

とされる。